
Step1. PHP開発環境のインストール
1.前提条件
Cドライブに「usr」フォルダを作成する。

2.インストール
①ダウンロード
PHP “All-In-Oneパッケージ” (Windows用)をデスクトップにダウンロードします。
kis_php_pkg_ver1.1パッケージをダウンロードする場所はデスクトップなど任意の場所で構いません。
本ページではデスクトップにダウンロードしたものとして進めています。

②ファイルの解凍
ダウンロードしたパッケージを解凍します。
デスクトップ上にダウンロードしたファイル名(kis_php_pkg_ver1.1.zip)を確認し、問題なければ解凍します。
パッケージを解凍すると「kis_php_pkg_ver1.1」というフォルダが作成されます。

③フォルダの配置
“②”で作成された「kis_php_pkg_ver1.1」フォルダをCドライブに作成した「usr」フォルダの中に移動しましょう。

任意の場所への配置も可能ですが、その場合、環境の設定が必要になります。
④フォルダの確認
配置した「kis_php_pkg_ver1.1」フォルダの中が下図の内容になっていることを確認してください。

これでインストールは完了です。
ここからは、パッケージを指示通りC:\usr下に配置した場合を元に手順を説明していきます。
そのため、それ以外の場所に配置した場合は、画面上のアドレスが異なりますのでご注意下さい。
Step2. XAMPPを利用したApacheサーバの起動及び動作確認
1.Apacheサーバの起動
①XAMPPコントロールパネルの起動
「C:\usr\kis_php_pkg_ver1.1\xampp」にある「xampp-control.exe」をダブルクリックします。

②Apacheの開始
XAMPPコントロールパネルが起動したら、「開始」ボタンをクリックしApacheを開始します。

Apacheが開始されると下図のように「実行中」と表示されます。

2.Apachサーバの起動後の動作確認
①ローカルホストへの接続
Apacheが正常に動作しているか、Webブラウザを使用し確認します。
お使いのブラウザを起動し、URLに「http://localhost/」と入力してください。下図にある「日本語」をクリックします。
※下の画面が表示されず②の画面へ進む場合もありますが問題ありません。

②Apacheの動作確認
下図のような画面が表示されればApacheは正常に動作しています。

Step3. XAMPPを利用したMySQLサーバの起動及び動作確認
1.MySQLサーバの起動
①XAMPPコントロールパネルの起動
「C:\usr\kis_php_pkg_ver1.1\xampp」にある「xampp-control.exe」をダブルクリックします。

②MySQLの開始
XAMPPコントロールパネルが起動したら、「開始」ボタンをクリックしMySQLを開始します。

MySQLが開始されると下図のように「実行中」と表示されます。

※注意点:開始して数秒で実行中が消えてしまう場合
①XAMPPセットアップバッチの起動が正しく行われていない。
対処法→XAMPPセットアップバッチの起動を再度実施して下さい。
②別のXAMPPのMySQLが起動中のまま、XAMPPコントロール・パネルを終了している。
対処法→停止忘れの別のXAMPPを再度起動し、MySQLを停止してからXAMPPコントロール・パネルを終了して下さい。
2.MySQLサーバの動作確認
MySQLが正常に動作しているか、コマンドプロンプトからMySQLクライアントを起動し確認します。
コマンドプロンプトを起動し次のコマンドを順に入力しましょう。
- 1)cd C:\usr\kis_php_pkg_ver1.1\xampp\mysql\bin
- 2)mysql -u root -p
- 3)root123
- ※パスワードは入力すると画面上には「*******」で表示されます。
下図のような画面が表示されればMySQLは正常に動作しています。

Step4. Eclipse(PHP用)の起動及び動作確認
1.Eclipseの起動
①eclipse.exeの実行
「C:\usr\kis_php_pkg_ver1.1\eclipse」にある「eclipse.exe」をダブルクリックします。

②ワークスペースの選択
ワークスペースの選択ダイアログが表示されますので、デフォルトのまま起動します。

下図のような画面が表示されたら起動完了です。

2.環境設定
①文字コードの設定
文字コードの設定が正しく行われているか確認します。
Eclipseのメニューから「ウィンドウ」→「設定」→「一般」→「ワークスペース」を選びましょう。
下図のように「UTF-8」に設定されているか確認しましょう。

②エディタ行番号設定
エディタの行番号が表示される設定になっているか確認します。
Eclipseのメニューから「ウィンドウ」→「設定」→「一般」→「エディタ」→「テキストエディタ」を選びましょう。
下図のように「行番号の表示」にチェックが入っているか確認しましょう。

③PHP実行可能ファイルのパスの確認
PHP実行可能ファイルのパスが正しく設定されているかを確認します。
Eclipseのメニューから「ウィンドウ」→「設定」→「PHP」→「PHP実行可能ファイル」を選びましょう。
下図のように表示されていれば、完了です。
その場合は、「OK」をクリックします。

3.動作確認
簡単なプログラムを作成し、実際にPHPプログラムが動作するかどうかを確認します。
Eclipseの動作確認はこちらからプログラムの作成にお進みください。